Eastern Frontリリース

世界のCoHファンが長いこと待ち望んでいたMOD、Eastern Frontがリリースされました。EFを導入することでソヴィエト軍が使用できるようになります。現在は陣営とマップの追加のみとなっていますが、今後はキャンペーンも遊べるようになるそうです。

ソヴィエトの大きな特徴と言えば、

    • ユニットはリトリートできない
    • 敵が落とした武器を拾えない

この2点です。これらはデメリットでしかないわけですが、これを補う仕掛けのおかげで既存の陣営とはひと味違うプレイが楽しめちゃうわけです。

スカミで一戦した感想を簡単に。

基地施設は4つあります。主力歩兵をつくる施設、スナイパーやモーターなど特殊兵をつくる施設、戦車をつくる施設、アビリティを研究する施設です。この分け方は非常にわかりやすいです。目的がはっきりすれば建てるべき施設が自ずと分かります。これは米英と同じですね。

先ほどリトリートできない、武器拾えないと書きましたが、これに関して。まずリトリートできないってことで、序盤はいかに死なないかってことが特に重要になってきます。まだ色々試してませんが、歩兵がサプレスしたらそのユニットはもうほぼ詰み状態な気がします。T3の主力歩兵はサプレスされません。武器が拾えないので、ATやモーターも大事に扱わなければなりません。しかしそのぶん、ユニットの人数も多いので、運モーターで即死ってことはあまりなさそうです。またタンクハンターとスナイパーはカモフラージュできるのですが、この方法が特殊で、カバーで停止していないとできません。またMP収入も他に比べて多いです。なにせリトリートできませんから。

戦車は大きく二分されていて、対歩兵、対車両の5種類あります。使ってみた感じ、対車両の3台は結構強く、戦車が決め手となることの少ない連合陣営にとって新鮮です。

アビリティ研究は歩兵用のものは既存の陣営と同じような感じです。しかし戦車用のアップグレードはかなり弾薬コストが高いです。まぁソヴィエトはこれにしか弾薬を使わないぐらいな陣営なので、これはこれでバランスは通っています。

ソヴィエトでキモとなりそうなのが、歩兵の体力を回復させる車両と、歩兵を補充できる前線施設Outpostです。これをどうつくるかで、またフォーラムの方も盛り上がるのではないでしょうか。

ドクトリンは全て使ったわけではありませんが、他の4陣営の特徴的なアビリティを詰め込んだ感じです。詰め込みすぎてドクトリンごとの特色が消えかかっているかなぁという印象。

モデリングはまずまずといったところ。既存のユニットや施設のテクスチャを変えただけっていうのもありますが。


ってな感じで、1戦やったくらいで全てわかるわけではありませんが、国防並にバラエティに富んだ戦略がつくれるんじゃないかなぁと思いました。CoHを持っている方はぜひ一度遊んでみてください。バランスさえ取れればRelicに正式採用してもらいたいくらいです。