Protoss 戦闘のキホン

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ProtossはSentryの使い方次第で勝敗が決まることも多々あります。特に無敵の壁を作るスキル、Force FieldはProtossを使うならマスター必須のものと考えて良いでしょう。というわけで今回はSentryを絡めたProtossの戦い方のキホンを紹介します。T・Z使いの方も読めばvPでの勝率が上がるかも!

今回はUnit TesterというUMSを利用してSentryの使い方を取り上げていきます。なお、話を簡単にするため、敵はSentryよりも強いStalkerを相手に考えます。

Sentry Stalker
HP 40 80
シールド 40 80
DPS 6 6.94
射程 5*1 6

坂での攻防

まずSentryが最もよく使える場面として、坂を挟んでの攻防を考えてみます。vTでは特にMarauderでの早期pushに耐えるため、早めにSentryを用意するのがセオリーとなっています。
左のようにSentryのFFを張ると、坂下のStalkerは坂上の様子を伺い知ることができません。
逆にSentry側はStalkerを確認することができます。これぞSCでの坂・丘の優位性です。
しかも一方的に攻撃することだってできるんです。Sentryの射程はStalkerより短いのに!
Stalkerさん涙目。

それでは坂を攻める側はどうすれば良いのか?答えは簡単、坂上の視界を確保すれば良いだけ。坂の傾斜部にユニットを進めることができれば、坂上の視界がとれます。Sentryを使って完璧にFFを張る相手には、Airユニットを用意しましょう。Airユニットは空を飛んでいるだけに、段差によって視界が狭められることはありません*2

こんな感じでPhoenixで視界をとればStalkerで攻撃できます。SentryのHPが減っているのがわかりますね。

補足しておくと、PはPhoenixではなくObserverで坂上の視界を取ることが多いです。また逆にT・Zの方も、坂上にいるのに攻撃されたときはObserverを疑ってみて良いでしょう。

広いスペースでの戦闘

次に左のような広いスペースでの戦闘を考えてみましょう。ゲーム中でもよく起こりますね。今回はSentry 3体、Stalker 2体用意してみました。Stalker側はラッキーと思うでしょう。簡単にSentry 3体の資源、ミネラル150、ガス300を奪えることになるのですから。
まずお互いが何も考えずにぶつかってしまうと、このようにStalker 2体が生き残りました。僕の可愛いSentryちゃん…。
今度はお互いフォーカスアタックをしてみました。Stalkerを1体殺せば単純にDPSが半分となるので、Sentryにとってはフォーカスアタックするのが得策のようですね。
それではFFを使ってみましょう。左のようにStalkerが1体しか攻撃に参加できないようにFFを張ります。microが追いつかなかったので、Stalker側はフォーカスアタックしません。
結果はこんな感じ。見事Sentry 3体生き残りました。2体目のStalkerが弱ったSentryを狙えば殺しきれたでしょうが、どっちにしろSentryが勝ったでしょう。


FFの使い方次第で勝てなかったマッチに勝ててしまうんです。FFの練習したくなったでしょう?

三国志で学ぶランチェスターの法則

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*1:FFの射程は3です。

*2:空中にいるからといって視界が広くなるわけではありません。