Macを使って早半年
MacBook Proを買って半年が経ちました。今では物書き、コーディング、簡単な処理をするには欠かせない存在になっています。そんなわけで、10年Win使いだったわてがマカーになるまでのお話を書いてみるよ。
「最近各所でMacが持てはやされてるけど、何なん?」とか思ってる人、ちょっとMacに興味がある人、ぜひ読んでください。
ぼくが考えた最強のMac
個人のMac使いには、単純に3種類の人間がいると僕は思うんです。おおよその分類ですが、
- 「オラ、Mac使ってわくわくしてきたぞー」iPhoneやiPodなどのガジェットからApplizeされた方々
- 「Linuxからきますた!」プログラマな方々
- 「Macってセンスいいよね〜。音楽とかやばいよね〜」アーティスト(笑)の方々
最近増えてきている層は1番目だと思います。というか今Macを使い始める人なんて、少なからず1番目の動機が絡んでいるとは思いますが。そういう僕もメインは2番目ですが、1番目も当てはまります。これら3つについて、僕が「そう言う人にはココがウケてるんだろうなぁ」と感じた点を紹介します。
わくわく勢
勝手に命名しちゃってますが。好奇心旺盛な方々です。ギークです。こんな人にとっては、Macもまた最高のガジェットだと思います。Windowsにはなかった先進的なアプリが、最初っから入っているんです。iPhoto、Garage Band、iMovieなどなど。もちろんサードパーティ製のアプリも豊富。
デザインに関してもわくわくです。僕はMacBook Pro使いなんですが、ボディの完成度がやばい。未来のデバイスを手にしているよう。隙間がないよ!液晶がつるっつるだよ!キーボードがいちいち格好いいよ!OSもデザインについてはクオリティが高い。何かと半透明だよ!ヌルヌル動くよ!「持っていることに幸せを感じる」そんな言葉も頷けるくらい。
Linux勢
Linuxから移行した人。僕の周りでは多いです。こちらに関しては「デメリットなしで移行できます」と断言しちゃっていいくらい。UNIXコマンドはもちろん、UNIX用のプログラムも走るし、Portというソフト管理システムもあるし、Xcode含め開発環境も無料で揃っちゃうし。Appleのアプリやサポートもあるので、MacはLinuxのスーパーセットですね。こちらも、サードパーティ製のアプリもたくさんあります。
Mac特有のフレームワークも面白いです。CocoaやQuarz Composerなどなど。これらはLinuxやWindowsしか使ったことのない人にとっては良い刺激となるでしょう。
アーティスト勢
ごめんなさい。よく知りません。でもアプリは本当にたくさんあるから。がんばってください。
困ること
Windowsから移行して困ること。あります。残念ながら。「IEでネットが出来て、iTunesで曲管理できればいいや」ぐらいの人ならありませんけどね。っていうか、そんな人はLinuxでも使えばいいと思うよ。OS買うの勿体ないです。
まずWindowsで使ってたソフトの大半がMacでは使えません。当たり前ですね。探せば似たようなソフトはあるでしょう。でもWindowsのよりクオリティが低いなんてことが多々あります。逆にMacの方がいいってことは少ないです。これはもう工夫次第といったところ。幸い同じようにWindowsから移行したユーザー数は多いので、ネットで探せば解決策が見つかると思います。
あと、孤立しています。何だかんだ言って、マジョリティはWindowsです。Macでは正しく表示されないコンテンツが結構あります。Macでネットをしてるだけでも、どこか寂しく感じるのは僕だけじゃないはずです。Acrobat Readerをインストールしたら、Win98時代かよっていうUIでした。WMV用のコンポーネントを入れたら、読み込みがもっさりしていたり。Windowsで使ってたソフトと似たようなのを探したら、使いにくい英語ソフトしかなかったり。
以上です。デメリットよりメリットの方が多いなら、移行してみるのもありだと思います。